アートモデルは、デッサン、彫刻、絵画、版画など、美術作品の創作に欠かせない存在です。
ここでは、アートモデルに関する知識について、いくつかご紹介いたします。
アートモデルは美術モデルともいわれており、絵画専門の絵画モデルもいます。
また衣装を着るコスチュームモデルや、何も着ないヌードモデルも活躍しています。
一般的にアートモデルは、芸術作品のモデルです。そのため、写真専門のモデルを除き、カメラやビデオでの撮影は禁止されていることが多いです。人物デッサンは芸術作品だけでなく、漫画やイラストでも重要な部分です。
そのためアートモデルの需要も高く、芸術家のスタジオや学校施設で活躍しています。
紙面やインターネットでは、個人でアートモデルを募集している方もいます。しかしトラブルになるケースも多いので、あまりおすすめ出来ません。基本的に美術モデルは事務所と契約を結び、現場見学やポーズ指導などの研修を経て仕事の紹介が始まります。芸術作品の創作を行うために、良いモデルを提供してくれる事務所は貴重な存在となるでしょう。
コスチュームやヌードに関わらず、モデルは創作活動に必要な美しい存在です。上記でも触れましたが、アートモデルの写真撮影、ビデオ撮影は禁止されていることが多いので、事前に所属事務所にご確認ください。また無理なポーズや負担の大きいポーズを要求することも控えていただければ幸いです。
アートモデルにとってポージングは身体に重い負担をかけ、場合によっては身体を壊してしまうこともあるためです。モデル事務所に事前にご相談いただいたうえで、無理のないようにポーズを指定いただければと思います。
創作活動は創り手とアートモデルの共同作業です。お互い真剣な気持ちでデッサンに向き合い、より良い芸術作品を目指しましょう。